強迫性障害(OCD)

強迫性障害(OCD)とは

強迫性障害とは、不快な考えが頭に何度も浮かぶため、その不安を振り払う目的から同じ行動をくり返してしまう病気です。手を何度も洗わずにはいられないとか、戸締まりを何度も確認しなくては気がすまないなど、誰でもたまには経験する行動なのですが、それが習慣的かつ非常にエスカレートして生活に支障をきたすほどの状態が強迫性障害です。そして、患者さんが自分の不快な考えについて「こだわりすぎだ」と判断できるにも関わらず、こだわらずにいられないことが特徴です。

以前は、強迫神経症と呼ばれていたのですが、“神経症”という概念が使用されなくなり、強迫性障害と呼ばれるようになりました。強迫性障害は英語でObsessive Compulsive Disorderの頭文字をとってOCDと言われています。

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