免疫系は生体を防御する重要な機構ですが、この反応が正常な身体組織を傷つける場合がアレルギーです。
この反応を引き起こす物質をアレルゲンと呼び、ほこり(塵埃)、花粉、食物、薬物が知られています。
これらが体内にはいり過剰な抗原抗体反応をおこし、アトピー性皮膚炎・気管支喘・花粉症・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎などが発症します。疫学調査によれば、全国民の1/3がなんらかの アレルギー症状 を訴え、児童では66%以上がダニ・カビ・スギのいずれかにIgE抗体が陽性に出ます。
生活習慣病とは違った意味で、アレルギー疾患は国民病となりつつあります。
当クリニックでは、検査によりアレルゲンをつきとめ、また肺機能検査を行い治療を行っていきます。
治療は現代医学が中心ですが、漢方が皮膚症状・鼻炎症状に有効なこと、肺症状も抑制することから、また体質改善的な意味からも、現代医学と漢方の併用も行っています。
| 気管支喘息 :咳、苦しい、ぜーぜー |
| 慢性閉鎖性肺疾患 :苦しくて階段が上がれない、歩けない |
| 肺炎 :苦しい、咳、痰、発熱 |
| 気胸 :突然の胸の痛み、苦しさ |
| 睡眠時無呼吸症候群 :いびき、昼間の眠気、夜間の無呼吸 |
| 呼吸不全 :在宅酸素両方を行います |
| 禁煙外来 |
| 肺癌 :咳、痰、胸の痛み、苦しさ、血痰 |
* * * 喘息(ぜんそく) * * *
喘息 は、慢性的に気道(のど、気管、気管支などの空気の通り道)に炎症が起こる状態を言います。喘息 の炎症は、タバコやアレルゲン(ホコリ、ダニ、犬や猫の毛など)、ウイルス感染 などが刺激となって起こります。精神的な ストレス が刺漱となることもあります。こうして炎症が起こると、気道平滑筋が収縮したり、気道粘膜が腫れたり、粘液が出てきたりして、気道が狭くなることにより、喘息発作 を起こします。喘息発作 の時には、激しい咳をしたり、呼吸をするたぴに「ぜ−ぜ−」、「ヒューヒュー」という音が鳴ったりします。
喘息発作 はいったん治まっても、繰り返されます。これは、喘息患者 さんの気道では、炎症を起こす細胞(好酸球、肥満細胞など)が、健康な人に比ぺて多く存在しているため、いつも気道が炎症を起こしている状態になっているからです。喘息 の炎症のため気道粘膜が赤く腫れたり、上皮細胞がはがれたりしていて、少しの刺激ですぐに反応してしまうのです。激しい 喘息発作 が起こっているときには、気道平滑筋が収縮して気管が狭くなり、呼吸が出来ない、息が吸えても吐けない状態になります。さらに、こうした 喘息発作 を繰り返すことで、気道の壁が厚くなったまま、元に戻らなくなってしまい、絶えず息切れがするなど、喘息 を悪化させることがあります。
喘息 は完治が難しい病気ですが、喘息発作 を防ぎ症状をコントロールすることにより、喘息 のない人となんら変わりなく日常生活を送れるようになる可能性があります。
適切な薬剤の使用・日常生活の改善・生活上気をつけること、さらに、自分の喘息 の病気の状態を把握することにより、喘息 は克服可能な疾患と考えます。
内科 は科目を問わず、医学の基本となるものです。心療内科 もそもそも 内科 から派生したものです。また、精神疾患 はほとんど例外なく 内科的疾患 を合併しています。「心」の問題ぱかり集中して「体」の問題におろそかでは全人的医療は実現しません。うつ病と診断されても実際は甲状腺機能低下症であることがよくあり、カウンセリング 抗うつ薬 だけでは的はずれになります。この場合、内分泌学の知識が必要です。内科的治療も併行して行っていきます。当クリニックでは一般の身体疾患には、内科 として迅速に対応していきます。
感冒、腹痛、胸痛、頭痛などの 内科 疾患全般に対しての診療を行います。生活習慣病 及び メタボリック症候群 や インフルエンザワクチン の摂取に対してもご相談下さい。
* * * 生活習慣病 * * *
高血圧 、脳卒中、心臓病 糖尿病 など、かつて成人病と呼ぱれた病気の進行には偏った食事、運動不足、喫煙、過度のアルコール摂取などの生 習慣が関係していることがわかってきたため、生活習慣病 と呼ばれるようになりました。
これら、生活習慣病 は若いときから正しい生活習慣を身につけることでかなり予防できます。また、ひとたぴ病気にかかってしまった方でも、生活習慣 を改めることで進行を遅くし、症状を軽くすることができるようになります。
特に誤った食生活、すなわちカロリー、脂肪、塩分の取りすぎの見直しが重要で、かつすぐに取り組みやすいことです。
* * * 糖尿病 * * *
糖尿病 とは、インスリン作用不足により起こる慢性の高血糖状態を主徴とし、特徴ある代謝異常を来たす疾患群と定義されます。これらの異状によって、網膜や腎の細小血管、および全身の動脈硬化、神経障害、白内障も起こし、日常生活の質(QOL)の、著しい低下がもたらされます。
糖尿病 は多くの場合、自覚症状に乏しいのですが、高血糖(200mg/dl以上)、中等度以上のインスリン作用不足が持続すると、口渇、多尿、多飲、急な痩せ、易疲労をきたします。さらに何年も続くと、視力低下、手足の痺れ、便秘、発汗異常などが現れ、中高年では動脈硬化に伴う合併症が早発しやすいのです。
つまり、糖尿病は自覚症状がなくても、放置したり、不十分な治療を続けたりしていると血管の病気が進行する疾患です。
血管の病気は、詰まるか破れるかしないと症状が出ません。しかし、この時期になってあわてても手遅れであることが多いのです。
糖尿病 は、初期の段階で発見され、適切な生活指導、食事指導がなされ、守っていければ、内服薬なしでコントロールすることも可能です。まず、疾患についての正確な知識と、自分の食生活を含めた日常生活の見直しが必要です。
* * * 高脂血症 * * *
高脂血症 とは、血液中の脂質の温度が高くなる病気のことです。一般に 健康診断 などで行われる 血液検査 で、1.血清総コレステロール値が220ml/dl以上、2.中性脂肪(トリグリセリド)が150mg/d1以上、3.LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が140mg/dl以上、4.HDLコレステロール(善玉コレステロール)が40mg/dl未満のいずれかの場合には、高脂血症として何らかの治療が必要な状態です。
高脂血症 は、動脈硬化を促進し、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの重大な合併症を引き起こす可能性があります。動脈硬化は、脂質成分や線維成分などで出来た塊が血管の中にたまる病気です。高脂血症を放置していると、血管内膜に脂質成分の塊が増えて、血管内腔が狭くなったり、血栓が生じやすくなったりして恐ろしい合併症に発展します。
食生活で気をつけることは、食べ過ぎや糖質、脂質、コレステロールの取りすぎに注意して、摂取カロリー量を抑えることが必要です。また、脂質の摂り方にも注意が必要です。動物性脂肪だから体に悪い、植物性脂肪なら安心という考え方は、正しくありません。現在の栄養学では、動物性や植物性、コレステロールの多い少ないではなく、脂肪の中に含まれる脂肪酸の種類で脂肪分を分類します。
* * * 高血圧症 * * *
日本人の高血圧症罹患者は3,100万人といわれています。高血圧症として治療の対象となるのは、140/90以上ですが、正常な血圧のめどは120/80(mmHg)以下です。
高血圧症の原因としては、本態性高血圧症と、他の病気が原因で高血圧になる場合(二次性高血圧症)があります。高血圧症と診断された場合、二次性高血圧症の原因となる病気がないかが大事です。
代表的な高血圧症の合併症としては、血管のトラブ動脈硬化 心筋梗塞、脳卒中、腎臓病があります。高血圧症の治療は生活習慣の改善、投薬に分けられます。
当院では、食事の見直しを始めとする生活習慣の見直しや、動脈硬化・内臓疾患のチェックなど合併症の検査にも力を入れています。生活習慣病は、合併症も重大なものが多いです。生活習慣病により起きる動脈硬化、これが原因で起きる脳梗塞や心筋梗塞、腎臓病 失明など多くの重大な病気が年々増加しています。生活習慣病予防の一環として、禁煙指導も行っています。
タバコは、肺癌はもちろん、心臓疾患)や咽頭の病気などリスクファクターとなります。当院では、喫煙のリスクを評価し、その状況に応じて、生活習慣改善、ニコチンパッチを行っています。